
福井市美術館で2024年12月22日(日)から27日(金)開催の「BJ13」を観に行った。
BJとは、美術準備室のことで、2年に1度開催され、今回が13回目。
横濱たよりでは、第9回(2016年12月、テーマ「求」)、第12回(2022年12月、テーマ「境界」)の記録が残っている。
最終日の13時からは、ギャラリートークが開催され、楽しみに参加した。
作品を展示している14名は、すべて福井の美術教員(1名のみ福井大学出身で東京都で勤務中)だが、それぞれの作品作りにかける想い、美術教育への波及効果などを語っていた。
初日にもギャラリートークがあったようだが、この日は、5名ほどが、ひとり3分の持ち時間とアナウンスされたが、延々15分もしゃべり続ける作家もおり、表現者としての破天荒さも必要なのかと感じた。自画像群も個性的で既成概念を揺さぶられる。
iPhoneのパノラマ写真機能を使用した横長の静止画をロール紙が入るインクジェットプリンタで印刷してものをベースに、鑑賞者が写真を差し替えられるような展示の織田裕宏氏の作品が目を引いた。
福井県内に、何名くらいの美術教員がいらっしゃるかは詳しくないが、福井市内の高校が10校程度、中学校が20校程度、小学校が50校程度であることから推定すると、200名程度。その中で積極的にBJ展に関わっている14名は尊敬に値する。
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