第656号　2018.05.23
　第31回市美展ふくい

　市美展ふくいは、新緑の季節（５月）に福井市美術館[あーとらぼふくい]で開かれる。
　第31回目となる今年は「アートは細胞分裂」がテーマ。第30回は、「出品する・鑑賞する・体験する」。
　第１回目は、1985年11月にオープンした田原町のフェニックス・プラザで「日本画」「洋画」「彫刻」「書道」の４部門で開催され、1997年からは黒川紀章氏がデザインした曲線を多用した福井市美術館で行われ「日本画」「絵画・造形」「彫刻」「書道」「工芸」「写真」「デザイン」の７部門になっている。
　１，２階のあちこちに知り合いの作品が展示され、３階では審査員作品、投票企画の公募展「小さな作品展」も行われた。
　防災の側面から10階まではエレベータを乗らないようにしているが、光溢れる回廊を全国各地の美術館から送られてくるポスターを見ながら歩くのも楽しい。
　あとでわかったのだが、同じ町内の方が日本画部門で大きな賞を受けており驚いた。最終日の5月27日（日）には、近くの福井県立図書館にて「表彰式」「講演会」も行われる。

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