
小雨の降る平日、福井市美術館[あーとらぼふくい]の開催された「ナショナル ジオグラフィック写真展 地球の真実」(2018.9.15〜11.4)を観てきた。
設立以来1世紀以上に渡り、世界180カ国以上に向け、歴史的発見と地球の真実を伝え続けてきたナショナル ジオグラフィック協会。
世界中のいろいろな分野の素晴らしい写真が所狭しと展示されている。一部は、ビデオ映像も流されているが、撮影の裏舞台も覗き見る事ができて楽しい。
途中のフォトブースは、雑誌の表紙に顔を入れて撮影できるもので、民族衣装や被り物もレンタル可能。通りがかった女性に写真を撮ってもらった。インスタグラムで拡散して欲しいというのも現代的。
驚いたのは、フィルム感度や撮影機材の関係から、野生動物が紙面に登場するのはかなり後になってからだという点。1888年1月13日にワシントンDCで33人のメンバーで設立したときには、職業写真家はひとりも存在せず、探検家、教師、軍人らが地理学の普及が目的だったというのも驚いた。
日本人写真家として、岩合光昭氏と野町和嘉氏の写真が紹介されていた。おふたりともの福井市美術館でのトークショー&サイン会(2014年5月)(2009年10月)は印象的だった。
2階に「VERDE」というカフェが新装オープンしていたが、そのまま帰った。
福井市美術館関連:673号 656号 622号 559号 527号 516号 401号 390号 340号 280号 223号 160号 091号 創刊号
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