
暑い日が続く夏休み、福井市美術館[あーとらぼふくい]「見て、ふれて、楽しむ体験型アート 魔法の美術館」を帰省中の娘らと見に行った。
未就学児以下は、無料なので、ベビーカーが溢れ、10時には、展示会場も工作コーナーも満員状態だった。 <案内チラシPDF>
美術館の展示には、鑑賞型と体験型があるが、今回の企画は、体験型であるが、単に体験するのではなく、参加者が等身大で作品と関わり合い、インタラテゥブに展示が変化するのが特徴だ。16作品が展示されていたが、コンピュータ技術を駆使して「光と音」のインスタレーションとなっていた。
印象に残ったのは、ピンポン球と発表スチロールの小粒を使った「スプラッシュ ディスプレイ」という作品。15名くらいが同時に参加できるのだが、毎回、スタッフが準備しないといけないのが難点。<30秒動画>
どの作品もユニークで楽しめたが、.hito(ヒト)など複数の作品を出展されていた「田中 陽」さんに大きな可能性を感じた。
一般的な鑑賞型ではない体験型の展示を見ながら、「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれた「情の時代 あいちトリエンナーレ2019」のことが頭をよぎった。もっと自由な社会で有って欲しい。
福井市美術館関連:757号 705号 673号 656号 622号 559号 527号 516号 401号 390号 340号 280号 223号 160号 091号 創刊号
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