横濱たよりロゴ 第1176号 2023.06.21
 福井市養浩館で土屋公雄ギャラリートーク

写真010 写真020 写真030 写真050
 福井市宝永3丁目にある養浩館庭園 開園30周年記念展 「うつしよの庭」土屋公雄展オープニングのギャラリートークを聞いて来た。 1分動画
 会期は、2023年6月17日(土)〜7月17日(月・祝)で大人は入園料220円で、JR福井駅から徒歩10分。
写真040 土屋公雄氏は、福井市出身の彫刻家で、1955年生まれの順化小学校卒だという。子どもの頃、荒れ果てた「お泉水」に、こっそり忍び込んで、遊んだ記憶は、宝永小学校卒の私と共通だった。
 今では透明で錦鯉が泳ぐ池を背景に、日本建築家屋や庭園の持つ意味、あの世とこの世を往来する作品に付いて語り出した。
 メイン展示となっている御月見ノ間の作品:うつしおの庭(こけと鏡によるインスタレーション)と鉛の山(重い鉛で作られた想像上の山の造形)は、観る角度でどんどん表情が変わり圧巻だった。
 1時間を越えるトークの中で、目線の高さを意識して作品つくりをしたこと、美術家は差別することをしないのアートを平和に使って欲しいという話が印象に残っている。
 足羽山の福井市自然史博物館がリニューアルしたのは、1992年。名勝養浩館庭園が整備されたのは、1993年。下馬にある福井市美術館オープンは、1997年。バブル経済が(1980年代後半から1990年頃)が後押しした時代背景だったのだろうか?

福井市美術館関連:
 1176号 1124号 1039号 925号 911号 814号 774号 757号 705号 673号 656号 622号 559号 527号 516号 401号 390号 340号 280号
 223号 160号 091号 創刊号
 
 

「横濱たより」は、1998年10月に創刊されたインターネットを利用したオンラインマガジン。名前の由来は、横濱商館ニュースでは堅いので柔らかい感じものにしました。「たより」というのは、「便り」と「頼り」を掛けています。いつも頼りになる存在でありたいと願っています。見たり・聞いたり・感じたモノやコトを発信しています。Back number  No.001-100  No.101-200
 発行:マイク・ヨコハマ 918-8112 福井県福井市下馬1-1624 横濱商館 tel:090-3765-1097 http://mike.co.jp info@mike.co.jp