
2020年2月13日(木)〜16日(日)に、福井市美術館[あーとらぼふくい]で開催されている「福井大学美術科卒業・修了制作展2020」(入場無料)を観て来た。
「つぶぞろいなてんじ?」というテーマで9名の作品が並んでいた。
まったくコンセプトの違う作品が並んでいるので、一般的な展覧会とは違った楽しさがある。最初の「たたずむ彼らはU」の展示の中に私も入り、作家さんに撮影してもらった。
一番印象に残ったのは「くうふく」と名付けられた色鉛筆の作品で、1点だけ高い位置に展示してあるのが現代美術的だった。タイトルは「こうふく」だと勘違いしていた事があとでわかった。
平日の昼下がりで作家さんともじっくり話ができたのも良かった。複数の方が「マイク・ヨコハマさんですよね?」と声を掛けてくれて驚いたが、E&Cギャラリーやメキシコの死者の日の展示などで接点があったとわかった。
卒業・修了論文の展示があるのも大学ならではのもの。「生活の中で生きる造形」は、DIYの盛んなアメリカ・オレゴン州 ポートランドの話などで盛り上がった。
同じ校舎で学ぶ音楽科の学生さん6名も見に来ていて、表現系でも美術と音楽の違いなどについて意見交換した。音楽科は、3月7日(土)の夕方にハーモニーホールで「卒業演奏会」が有るそうだ。
久しぶりに常設展(税込100円)も見てから帰った。
福井市美術館関連: 814号757号 774号 757号 705号 673号 656号 622号 559号 527号 516号 401号 390号 340号 280号 223号 160号 091号 創刊号
|