横濱たよりロゴ 第691号 2018.09.05
 猛威を振るった2018年の「台風21号」

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 2018年9月4日(水)、50年振りの規模ともいわれる「台風21号」が甚大な被害を出した。気象衛星等の発達でかなり正確に予測できるし、8月末からその危険度がアナウンスされており、福井県庁から商工会議所を通じて「従業員等への安全配慮」の通知も出されていた。PDFファイル多くの方は忘れているようだが、2017年10月21日に福井で甚大な被害を出したのも「台風21号」でそのときの教訓を活かしつつ準備した。
写真040 福井市内の学校は休校になっていたので、自宅にいる子ども達を連れて、朝10時に風水害の避難所に指定されている木田公民館(地震のときは、木田小学校)に足を運んだ。ネットでは最新情報がわからないので、実際に見に行くことにした。地区在住の防災士である事を告げ、担当者に2階和室を見せて頂いた。他の行事はすべて事前にキャンセルしているので、和室が一杯になれば他の部屋も使う段取りになっていた。自主避難という段階では、飲食物や飲み物の提供はないということもわかった。
 近くのスーパーで食糧の買い出しを行った。平日の朝だが子ども連れの買い物客で混雑。念のため飲料水やトイレットペーパーも追加購入しておいた。車のガソリンは2台とも満タンに近かったので給油しなかった。普段から半分近くになったら給油するのが我が家のルール。
 台風が最接近した15時30分頃は、水確保の意味からも風呂に入り,家族4人がダイニングルームに集まり、ネットテレビで情報確認しつつ、みんなで部屋の掃除をしながら過ごした。落下物は無いようにしているが念のため全員帽子を被った。時速50km程度の速度なので1時間程で雨風は弱くなったが、慌てて外に出るのは厳禁。南からの風も侮れない。
 連絡橋がタンカーの衝突で壊れ、広範囲に浸水した関西国際空港は6000人以上が取り残され、敦賀市では最大瞬間風速が47.9m/sと史上最高を記録し、福井県を含む近畿地区では、200万戸以上が停電。懐中電灯は4つほど準備しているが、長時間になることも想定し、ろうそくも検討したい。非常時のみに使うのではなく、夜のムード作りに時々使う形が良いだろう。
 防災とは、災害をイメージし、自律的に行う、生活改善活動なのだから。

<防災関連号>
689 667 676 675 674 672 671 670 669 668
659 648 639 635 633 632 631 614 607  581 
571 563 554 552 550 538 537 533  526 519 
511 506 505 503 501 492 490 488 483 477 
467
  451 430 392 384 360 355 354 337 245 
240 224 202 193 189 184 183 179 025 020

 

「横濱たより」は、1998年10月に創刊されたインターネットを利用したオンラインマガジン。名前の由来は、横濱商館ニュースでは堅いので柔らかい感じものにしました。「たより」というのは、「便り」と「頼り」を掛けています。いつも頼りになる存在でありたいと願っています。見たり・聞いたり・感じたモノやコトを発信しています。Back number  No.001-100  No.101-200
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