
今回、行きたいと思っていたのは、寅さん記念館、映画アーカイブと映像関係のものが多いが、将棋会館もそのひとつだった。
特段に将棋が強いわけでも詳しいわけでもないが、藤井聡太氏が14歳2ヶ月でプロになってからは関心を持っていた。
将棋会館は、明治神宮外苑、国立競技場の脇を抜けて、渋谷区千駄ヶ谷の住宅街にあった。正直、あまりにしょぼいと感じた。高層ビル街のある東京ということもあるが、超天才達の集う将棋の本山がこれかとがっかりした。
1階は売店で、2階は将棋道場。本来は1500円支払って将棋の練習をする場所だが、5分間の立ち見見学ならOKと言われた。小学生から大人まで10名ほどが将棋をしていたが、思っていた緊張した雰囲気は無かった。
3階以上は関係者以外は立ち入り禁止なので、藤井聡太ポチ袋、アメーバ将棋のクリアファイルを買って帰った。
史上初で中学生プロになったのは、神武以来の天才と言われた加藤一二三氏で藤井氏の最初の対戦相手となった。2番目は、私と同じ学年の谷川浩司氏、3番目は、国民栄誉賞受賞者の羽生善治氏、4番目が、何かと悪役的な存在だが、心優しい渡辺明氏。5番目の藤井氏は、四段、五段、六段、七段、棋聖、二冠、三冠、竜王と肩書きがめまぐるしく変わっている。
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