
寅さん記念館の出口から中庭に出ると、そこには、山田洋次ミュージアムの入口がある。
寅さんシリーズ以外にも、ロードムービー「幸福の黄色いハンカチ」(主演:高倉健、1977年10月1日公開)など多くの作品を撮っている。
フィルム時代の撮影機材がずらりの展示され、その大きさに圧倒される。アマチュアは8mmフィルムを使っていた時代で、私の父親も多少、フィルムを残していた。劇場用映画は、70mm幅が主流で大きな金属製の円型缶に入れて移動や保管されていた。
奥には「柴又キネマ」と名付けられた客席がたった6つの上映コーナーがある。横の大型パネルをタッチすると好きな映画の予告編を観ることが出来る。
家族をテーマにした作品が多く、等身大の人間を扱い、庶民の共感を得ていた。
山田洋次監督は、1931年生まれで、東京大学法学部卒業と後で知った。
寅さん記念館、山田洋次ミュージアムには、TORAsan cafe(10~18時営業)が併設されているが、徒歩2分の大正建築・山本亭(個別の入場料100円、共通券550円で入場可能、9~17時営業)にもカフェがあった。 緋鯉のいる池、防空壕の跡地など地味な見所があった。葛飾区としては、寅さん以外の見所も伸ばしていきたいようだった。
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