ひょんなことから東京に行くこととなった。日本舞踊のステージ撮影はコロナ禍で4度ほど延期になっていた。
全く別に、写真撮影したお客さんと一緒に、福井から成田空港近くまでレンタカーを運転して返しに行くというもの。
返却期限は、11月8日の夕方だったが、名古屋郊外の早朝の通勤ラッシュ、東京都内の慢性的な渋滞を避けるために4時前に出ることとなった。
ふたりで交代しながら1500ccの乗用車を北陸自動車道から東名高速道路に入った。愛知県を通過したのは、6時台でまだ暗かった。第2東名高速に入ると富士山が真正面に見えてくる。新幹線から見る風景とはまったく違いダイナミックさが魅力。
神奈川県海老名で長めの休憩を取り、東京都内もスムーズに抜ける。高層ビルや東京タワー、スカイツリーが見えるとテンションが上がる。千葉県に入ると交通量が更に減り、12時前には600kmを走り切り、レンタカー会社に返却。ハイブリッドカーではないが、満タン給油するとリッター20km程になっていて驚いた。
東京都内で見たい場所が3カ所ほどあったが、予定よりも早く成田空港に着いたので、空港内を見学することにした。閑散としており、閉まっている店も多い。中華料理・謝朋殿でエビチリと生ビールをオーダー。価格はかなり高め。運転中はミネラルウォーターしか口にしなかったので、初めてのエネルギー摂取。
屋上展望台も閑散としており、時折、飛行機が出発する程度。大学入学前(1980年3月)に開港直後の成田空港に見学しに来た記憶があるが、搭乗券や見送り証明書がないと中に入れなかったような気がする。1987年のアメリカ旅行、2009年のタイ・プーケット出張、2011年のシンガポール取材旅行の際も利用したが、特段の強い思い入れはない。
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