   
監督：是枝裕和、脚本：坂元裕二、音楽：坂本龍一（公開前の2023年3月に死去したため、本作が遺作となった）の話題の映画「怪物」を6月22日にテアトルサンク３で観て来た。
 主演は安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、そして、田中裕子。 顔見せ出演的に、高畑充希、中村獅童という豪華なラインナップ。
宣伝チラシには、あらすじなど全く書かれておらず、同じシーンが３回繰り返して出て来るという前情報だけで観に行った。３回繰り返すと言えば、1989年のジム・ジャーミュッシュ監督作品「ミステリー・トレイン」を思い出した。
非常に頭の良い人が書いたシナリオだけに、第76回カンヌ国際映画祭で「脚本賞」を受賞している。「怪物」というのがキーワードになっているが、客入りを考えると、少年たちの秘密基地となっている「電車」をタイトルにした方が良かったのではと感じた。
LGBTQの地位向上に寄与した映画賞クィア・パルム賞を“日本映画初”受賞は、新たな視点を与えられた。クィアとは、自らの性のあり方について、特定の枠に属さない人を指すらしい。
テアトルサンクには、５つのスクリーンが有るが、スクリーン３は滅多に入らないので壁の映画「ビッグ」のドット画などしげしげと観入ってしまった。
<福井駅前・映画関連> 1178
1174 1169 1167 1166 1145 1142 1127 1130 1125 1121 1119 1110 1106 1101 1100 1096
1081 1074 1071 10701061 1058 1044 1041 1036 1034 1033 1027 1025 1022 1019 1003
977 974 966 965 963 955 953 946 943 941 939 938 932 928 926 924 918 916 914 903
899 892 881 877 871 865 862 838 820 812 804 801 778 740 731 721 716 713 709 708
701 679 665 662 657 652 634 632 629 623 615 596 583 564 554 549 502 495 485 475
445 431 402 390 328 315 312 246 201 171 133 119 104 076 066 061 059 056 034
|
第1178号 2023.06.23