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プレイベントとして、11月２日にメトロ劇場で特別上映会(1500円)が行われたので行って来た。
 上映されたのは、2004年制作の35mmフィルム映画「リアリズムの宿」(1時間23分)とその17年後を描いた続編「ランブラーズ２」（32分）。
どちらも福井県出身の俳優・山本浩司さんが主演を演じ、舞台挨拶にも登場した。
「リアリズムの宿」はとてもゆっくりしたテンポでギャグを織り交ぜて進行する。若々しい尾野真千子さんの演技が眩しかった。鳥取県の温泉宿を舞台に撮影されているが、衰退する日本経済の象徴のように見えた。
「ランブラーズ２」は、17年の歳月を経ても映像制作に情熱を燃やす人々が登場するが、山下敦弘監督の自画像的な作品らしく、できれば、追加の撮影を韓国ロケで行いたいらしい。
上映後は、zoomを使って監督にも登場してもらい裏話的な撮影の様子なども聞けた。前作の英語タイトルは「ランブラーズ」だった。
映画上映が２０時開始であり、トークショーが終わったのは２3時を回っていた。メトロ劇場に来るのは半年ぶりだったが、駐車場代700円はちょっと痛い。
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第1110号 2022.10.07