
35度を越える炎天下の中、福井市美術館[あーとらぼふくい]で開催が始まった『玉村 咏・前 壽則 二人展』を見て来た。
油彩画と染色家の全く異なる表現の出会いをテーマにしたもので、9月16日まで、入場無料で開催。 <案内チラシPDF>
モノトーンに仕上げられた導入部は、総ガラス張りの福井市美術館を活かした展示方法。自然光と照明機材の織りなす空間に仕上がっている。これまでも前壽則氏の作品は、ギャラリー喫茶サライや越前陶芸村の古民家でも見せていただいた事があるが、美術館ならではの光と影を活かした展示は流石。デザイナーの息子さんのアイディアらしい。
染色家の玉村咏氏の作品は、同じ美術館の講堂で見せていただいた事もあるが、今回は展示スペースの広さが数倍あり、力強さに圧倒された。次々に訪れる品の良いお客様の対応に急がしそうだった。
今回は、パートナーと東京からの友人と3人で出掛けたが、会場でテレビ局のアナウンサーや、みさわクリニックの先生(大きな祝い花が届いていました)とも合流でき、楽しいひとときを過ごす事が出来た。
3週間前に同じ会場で見た「魔法の美術館」
とは、まったく違う世界観を楽しめるのも美術館の良さだ。
福井市美術館関連:774号 757号 705号 673号 656号 622号 559号 527号 516号 401号 390号 340号 280号 223号 160号 091号 創刊号
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