梅雨の豪雨の中、早朝から金沢市内での仕事(某ライブハウスでの人物撮影)に出掛けた。
準備、撮影、撤収とスムーズに進み、機材をハイエースに積み込む昼前には雨が上がっていた。
折角なので、近くにあった一風堂で赤丸新味煮卵付き(税込1000円)を食べた後、市内を散策することにした。
最初に向かったのは、住宅街の中にある室生犀星記念館。大正12年に掛けられ特徴的な色合いの犀川大橋を徒歩で渡ったのは初めて。「ふるさとは遠きにありて思ふもの」で始まる小景異情その二のパネルのある記念館は展示物入れ替えのため休館中。場所などはサイトで確認していたが、大事な情報を見逃していた。
橋の近くにある雨宝院の地蔵さんを眺め、いしかわ四高記念公園の方まで歩いた。カスケードと呼ばれる瀧が流れる池が一服の清涼剤。
金沢21世紀美術館にも足を伸ばすとなんとも静か。月曜は休館日でカフェやミュージアムショップはお休み。それでも、入り口でアルコール消毒や検温を済ませると中に入ることはできた。婚礼前撮りを行っているカップルとも遭遇し、非日常感を味わえた。建物自体も現代美術的なので、散策だけでもテンションが上がる。
土日のイベントとは違う市街地を流れる小川や路地を味わい、風情を感じつつ金沢を離れた。
金沢関連:951号 637号 627号 609号 533号 471号 380号 361号 203号 104号
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