
東郷グローバル研究会主催の「東福考 13両目」(珈琲付き500円)に参加してきた。月に2回、勉強会を開催しているという。東郷地区と言えば、テクノ法要、おつくね祭り、越前朝倉万灯夜でも存在感を示している。
2020年最初のテーマは、福井県庁地域戦略部副部長の藤丸伸和さんをお招きして、新知事が示した20年長期ビジョンの概要とスタートアップ5年間の話。人口減少が続く中、2023年の北陸新幹線の延伸や地方兼業の取り組みなど。東郷地区が提案した「微住=ローカルな生活を一定期間滞在して体験する旅の新スタイル」についても話が及んだ。
質問コーナーでは、100万人前後の15県でモデルやライバルとなる県は無いかと質問したが、特に意識はしていないとの回答だったが、佐賀県の道路を青くペイントする安全対策=デザインとは問題解決のツールは斬新だった。
大学関係者から、大学周辺にたむろできる飲食店がないことや駅前での特別授業で駐車場不足など目の前の課題が長期ビジョンの中でどう取り組まれるのかという現実的な質問も飛び出した。
JR東郷駅前のこびり庵は、昼はランチ、夜は居酒屋にもなる交流スペースで初めて入ることができた。
必ず、挨拶する籔内佐斗司作品「ときへのかけはし」は、季節ごとにあしらいも変わり楽しませてもらっている。
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