
2018年6月9日(土)に福井市東部の一乗谷朝倉氏遺跡で「星空ランタン」を打ち上げるイベントが開かれた。
唐門前の芝生広場で300個以上のランタンが幻想的に舞い上がった。<動画>
ランタンは50〜60cmほどの和紙で作られた袋をヘリウムガスで膨らませ、中にLED照明が組み込まれている。30mほどのたこ糸でおもりとなるペットボトルに繋がれていて、暗い中では糸は見えないため、本当にランタンがフワフワと浮いているように見える。最後は、たこ糸を巻き取ってその場にランタンごと置いて帰る。
打ち上げの前には、愛知県古銃研究会による「火縄銃の実演」も開かれた。武者姿の鉄砲隊から繰り出される爆音と煙はかなりの迫力がある。
丘の上の特設ステージでは、二胡の演奏もあり、朝倉の里は静かに更けていった。アコースティックな演奏がよく似合う。
通路を照らすロウソクの灯りは、地元小学生の手作りで、こちらは、LEDではなく、本物のロウソクが使われている。外灯などもない場所なので、この灯りがないと歩くのも危険だ。
足羽川に合流する一乗谷川(1953、1964,1968、1979年に洪水があり、1988年より河川改修)からのせせらぎがなんとも心地良い空間だ。<新聞記事>
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