
社会科の好きな高校1年生の息子が、7月末に「丸亀うどんの株を買いたい」と言い出した。
ちょうど良い機会なので、普段からお世話になっている益永哲郎会長の益茂証券に連れて行く事にした。
私は、3年前からカブドットコム証券でネット取引をしているが、息子は対面取引で明治6年(1873)創業の地元系証券会社を勧めた。
口座開設に当たって、住民票が必要と言う事で、福井市役所1階の市民課に連れて行ったが、市役所に入る事も人生初めての体験だという。株式を買う為に近くの銀行のATMで15万円を引き出したが、こちらも、初めての体験。
証券会社窓口では、投資リスクやジュニアNISAの説明を受ける。保護者として必要書類に署名捺印も行う。すぐに現金を出せば、丸亀うどんの株が購入できると考えていたが、ジュニアNISA口座開設までに2週間程度掛かる事と、現金決済ではなく、銀行口座経由でないと株式購入が出来ない決まりになっている事などを知らされた。さらに、限度額が一般的な120万円ではなく、80万円であること、18歳になるまで、株式を手放す事が出来ない事なども説明を受ける。上がり益を狙って売買を繰り返す「狩猟的な株式投資」ではなく、優待特典を狙う「農業的な株式投資」なので問題はない。コロナ禍で株価が全体的に下がっているので買うには良い時期かもしれない。
益永哲郎会長も駆け付け、最新版の著書や映画優待券を頂き、福井に特化した株主優待資料を頂き、お年玉で、お寿司のアトムボーイも購入可能である事を確認し、市役所や銀行などに行く時間を含めて2時間程で帰路についた。
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