
2017年2月に元プロ棋士で現在は投資家&タレントの桐谷広人さんの講演(横濱たより568号)を拝聴し、恐る恐るネット証券(私の場合は、対応が良かったカブドットコム証券を選択)で株式投資を始めて丸1年が過ぎた。(横濱たより586号)
値上がり益を狙って売買を繰り返す「狩猟的な株式投資」ではなく、売買をせずに長期保有しながら優待特典を狙う「農業的な株式投資」。もちろん、投機的な信用取引はしない。リスクはほとんどなく、順調に株主優待券や配当金が得られている。
当初は、息子のお年玉貯金の20万円を3つの株に分散投資することから始めたが、自己資金も投入し、90万円ほどになっている。NISA=少額投資非課税制度はひとり120万円が限度なので、パートナーや4月から大学生になる娘にも、資産運用用の銀行口座や株式投資口座を準備した。
また、少額だが、金・プラチナにも投資を開始。こちらは、株主配当も配当金も無いもので、純粋に値上がり益を狙うものなので、5年程度のスパンで考えている。私が学生の頃は、南アフリカ共和国のクルーガーランド金貨が有名だったが、アパルトヘイトの関係で世界市場からは閉め出されてしまったらしい。このような世界情勢に詳しくなるのも、資産運用の利点のひとつだろう。まったく、同じ価格で、ヨーロッパのオーストリアの金貨とカナダの金貨が販売されているが、オーストリアのものは、ちょっとお洒落なケースに入れてくれるのでこちらをチョイス。
福井のような地方都市でも使える株主優待券を出している企業があるので、銀行に眠っている資産が有る方は、分散投資することをお奨めする。何事も能書きよりも、実践が重要。
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