Q 何名程度の生徒数で参加すればよいのでしょうか?
A 5名前後(4〜6人)の生徒さん(選手)で1チームを組んでいただき、各生徒さんが「検察官役、弁護人役、被告人役、証人役」等を分担しながら、冒頭陳述、証人尋問、被告人質問、論告、最終弁論等を行います。 なお、訴訟手続を進行する裁判官役は福井弁護士会員が担当します。
Q 参加費用の負担は必要なのでしょうか?
A 参加登録費のようなものは不要ですが、福井県予選(福井市内で実施)については、会場までの交通費を参加生徒さんに自己負担いただくことになります(引率の先生が同行されるかどうかは各学校の御判断に任せます)。 また、予選当日の昼食は、参加生徒さん各自で御準備いただきます(会場での弁当購入も可能ですが、その場合には事前に申し込んでいただき、当日に弁当代実費500円を集金させていただきます)。
全国大会については、大阪会場までの往復交通費相当額を福井弁護士会において予算化したいと考えております(日帰り可能です)。
Q 勝敗は、どのようにして決まるのでしょうか?
A 複数の審査員(法律関係者および教育関係者により構成)が、定められた採点表にしたがって採点を行い、対戦相手校とポイントを競います(県予選・全国大会ともに、1校対1校の対戦で勝者を決め、勝者どうしが次の対戦を行なうというトーナメント方式で実施されます)。
Q 高校生には難しいのではないでしょうか?
A 福井弁護士会員が、刑事裁判手続の流れや尋問のすすめかた、異議の出し方などの基本的事項については事前指導を行ないます。法律の専門知識が必要なわけではなく、それが審査されるわけでもありません。冷静に事実を見て、自分の頭で考え、それを表現することができれば十分です。
Q 事前指導は何回程度行なわれるのでしょう。負担にならないでしょうか?
A 参加チームそれぞれに2名ずつ指導弁護士がつきます。放課後あるいは土曜日などを利用して、指導弁護士との2時間前後の打合せを4〜5回程度は行なっていただくことになりますが、なるべく勉学や部活動の妨げにならないよう、打合せの日時や場所については、各学校の実情に応じて、指導担当弁護士と参加生徒さんとの間で調整をさせていただきます。
Q 大会当日はマスコミ取材があるのでしょうか?
A 昨年夏の第1回全国大会では、東京会場・大阪会場ともに多数のマスコミ取材があり、電波媒体、活字媒体ともに大きく報道されました。福井県予選においても、「県予選の実施は福井県が全国で最初」ということもあり、地元マスコミの取材が入ることが予想されます。しかし、もし「顔が映るのは困る。」という生徒さんがおられる場合には、事前にその旨を申し出ていただければ、主催者側で、マスコミ各社に対し、配慮(当該生徒さんについては顔を撮影しないことなど)の申し入れを行ないます。
Q 選手以外の生徒や父兄が応援に行くことは可能でしょうか。
A 県予選会場には審査員席の後ろに傍聴席を設ける予定ですので、傍聴は可能です。但し、使用する事件記録は、取扱いに慎重を要するものであるため、傍聴者の方々に写しを配布することはできません(選手の皆さんからも、予選終了時点で全て御返却いただくことになります)。
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