「ジュニア・ロースクール福井2005」
  「法教育セミナー2005」のご案内

 福井弁護士会では、数年前から地元の中学校・高校に会員を派遣し、法教育模擬授業を行ってきました。2004年8月には「ジュニアロースクール福井」を2日間に渡り実施し、参加者44名(小学生、高校生各1名含む)全員に修了証を手渡すことが出来ました。また、教員29名の参加で「ミニ・フォーラム 〜法教育の可能性を考える〜」を開催し、法教育の現状や現場での問題点、教育者と法律家との連携などを話し合いました。2004目次ページに戻る   法教育ワークショップ2004  「法教育」とは何か 
 2005年には、「福井法教育研究会」が発足し、ミーティングを重ね、8月にも同様のイベントを企画いたしましたのでみなさまの参加をお待ち申し上げております。

8月1日現在、募集定員に達しました ありがとうございます

【ジュニア・ロースクール福井2005】 事業概要 

ジュニア・ロースクール福井2005日時

2005年8月8日(月)午前9時30分〜午後3時(9時受付開始)
2005年8月9日(火)午前9時30分〜正午(9時受付開始)

場所

福井県教育センターhttp://www.ftu.or.jp/zai_kc/center.html 〒910-8544 福井県福井市大手2-22-28)及び福井地方裁判所(裁判所見学・懇談会)

目的

集団内で生きる力の基礎となる「法」の基本原則や、それを日常生活に生かす技能を、童話や身近な設例、裁判所の見学等を通じて、子どもたちに楽しく学んでもらう。

内容

8日午前 民事模擬裁判「大工と鬼六・目ん玉請求事件」
※ 流れの速い川に橋をかけることを村人に頼まれた腕のいい大工。悩んでいると、鬼に「目ン玉くれるなら俺が橋をかけてやってもいいぞ」と提案され、「おらはどうでもええ」といい加減な返事をしてしまいます。翌朝になると川には立派な橋がかかっていて、「約束だから目ン玉よこせ」と大工に迫る鬼。この「大工と鬼六」の童話を民事模擬裁判に翻案し、参加者には、模擬裁判後にグループに分かれて討論し、判決を発表してもらいます。民事法の基礎概念である「契約」について具体的に考えてもらうことを狙いとします。

8日午後 裁判所見学〜裁判官・検察官・弁護士との懇談会

9日午前 法教育授業(45分×2コマ)

中学生クラス@:町内会のルールを作ってみよう
  中学生クラスA:プライバシーってなんだろう?
 小学生クラス:ペナルティについて考えてみよう

対象

福井県内在住の中学生 60名(公募・申込先着順)
福井県内在住の小学生(5、6年生に限る)30名(公募・申込先着順)

【法教育セミナー2005】 事業概要

法教育セミナー2005日時

2005年8月9日(火)午後1時30分〜4時(1時受付開始)

場所

福井県教育センターhttp://www.ftu.or.jp/zai_kc/center.html 〒910-8544 福井県福井市大手2-22-28)NHK福井放送局向かい

目的

 文部科学省の実践研究委嘱を受けた福井県法教育推進連絡協議会の活動及び研究指定校における授業実践等の成果を踏まえ、体験模擬授業により法教育授業の実際例を経験していただくことなどを通じて、その実践上の課題を検討し、あるべき法教育の授業づくりを考える。

内容

基調講演
  大杉昭英氏(文部科学省視学官)

パネルディスカッション

  大杉昭英氏(文部科学省視学官)
  橋本康弘氏(福井大学教育地域科学部助教授)
  杉田和一氏(福井市川西中学校(研究指定校)校長)
  野坂佳生氏(弁護士、日弁連「市民のための法教育委員会」副委員長)

体験模擬授業・意見交換

 小学校高学年〜中学校を念頭においた模擬授業を参加教員の方々に実際に受けていただき、法教育授業の具体的イメージを共有していただいたうえで、授業内容や教育現場における実践上の課題についての意見交換を行います。

対象

参加は事前申込制(先着順)
福井市内の教員(福井市教育委員会課題別研修)40名 他市町村の教員 40名  
 

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