
車社会の福井だけに、子ども達には、保育園児の頃から公共交通機関の乗り方を実践的に教えてきた。
息子には、飛行機体験をさせていたかったので、海の日に小松空港見学に連れて行った。
臆病な息子は、電車はバスには無い「荷物検査」に恐怖感を覚えているようだった。
小松空港では、1階の受付カウンターで手荷物を預け、検査員がX線画像(カラーとモノクロの2種類)で中身をチャックしている様子を見せた。2階では、持ち込み荷物とX線ゲートを通る様子を見学。
奥の国際線ゲート(韓国、上海、台北の3ルート)の方にも行ってみたが、夕方まで便が無くシャッターが閉められていた。
以前は50円玉を入れて回転ゲートを進む形式だったが、無料になっていた屋上展望台に登って飛行機や移動式搭乗口を観察。<動画>
空港内には、お土産物屋さんや本屋さんがあること、WIFIが無料で使える事、格安のレストランがないこと、飛行機は向かい風に向かって飛ぶ事、上海まで2時間で行ける事などを学んだようだった。
帰りには、長らく休航(廃止ではない)になっている福井空港(滑走路1200m)を見学。バブル期には、航空写真撮影で何度かお世話になったが、まったく、人と出会う事も無く、2階展望デッキや1階ロビーを散策。それでも、福井県庁港湾空港課が管理しているのか、掃除が行き届き、トイレも使うことができた。
まだ、飛行機に乗った事はない息子だが、多いに刺激を受けたようだ。
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