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「災」の2004年 |
横濱たより180号
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2004.12.31 発行
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福井でも南アジアでも災害が多発 
2004年７月18日に福井県嶺北地方の各地に甚大な被害をもたらした福井県豪雨災害（これは台風ではなく、梅雨前線に伴う集中豪雨）などすっかり忘れ去られるほど、災害の多い年だった。楽市楽座in福井も開催でき、ひとつの雛形として、ウェブやプリントなどの制作物を動画込みで残せたのは良かったと思っている。また、自治体に寄せられた救援物資は、平等に配らなければならない原則からまったく配られることなく人知れず捨てられている現状などもわかってきた。  市民としては、信頼できる個人かNPO法人などと連絡を取りフットワーク良く動いてくれる人に託すべきだろう。新潟県中越地震では多くの人が仮設住宅で越年する人が大勢いて、中越元気村http://www.gassan.jp/genkimura/も活動を続けている。暖冬で過ごしやすかったが、12月29日の夜から雪がちらつきだした。豪雪で市内が麻痺した2001年１月のような雰囲気にはほど遠いが、冬用タイアは12月上旬に準備し、ガソリンも常に満タンになるようにしている。 家庭では３日間電気が止まったことを想定して、水・食料・燃料などの備蓄をしている。９月には幼い家族が増えたこともあり、慎重にならざるを得ない。  2005年もよろしく幼児虐待や殺人事件が後を絶たない年であったが、奈良県警は12月30日に容疑者を逮捕した。逮捕されたもののまだ、有罪を確定したわけではないので匿名報道を原則とすべきだ。松本サリン事件のように、誤認逮捕や冤罪の可能性もある。また、容疑者が実行犯であったとしても、単独犯行ではなく、黒幕が潜んでいる可能性もある。 大阪での小学校に刃物を持って乱入した事件もあったが、死刑にするのではなく、再発防止の為に役立てて欲しかったと思っている。改めて、死刑と戦争には反対したい。 2004年３月に認証されたスワングループ（タバコ環境NPOネット）の活動もより活発化して、子供達がタバコの煙に怯えなくても良い社会作りを進めていきたい。そのためにも、写真撮影、ウェブ制作、ビデオ編集の業務にも一層の創意工夫を凝らしてがんばっていきますので2005年もよろしくお願いいたします。
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