
2025年1月から毎月第3金曜日の夜に開催されているアート茶会も15回目。
2026年3月20日は、佐藤慎也さんによる「八戸美術館の実践」で、福井駅にほど近い「PLAYCE(プレイス)」。
正直、公立の美術館館長の話なんて退屈だろうと期待していなかったが、余りにも刺激的で楽しい会となった。
美術館の定義を明らかにした後、それを実現するための実践例を非常に上手くまとめられたプレゼン資料を使って解説。
吹き抜けの大きな多目的スペース「ジャイアントルーム」は、飲食自由、WIFI・電源完備。
小中校生を横断的に繋げたワークショップの実現などは常識の範囲内だが、コートを敷き詰めてのバスケットボール3on3の開催などヤフーニュースにもなる大バズリ!
福井県立美術館が2018年10月のハロウィンに合わせての「ダンステリア」も賛否両論有ったが、それ以上のインパクトだ。
さらに驚いたのは、八戸美術館には、駐車場も飲食店も無いこと。福井市下馬の福井市美術館にも、文京の福井県立美術館にも巨大な駐車場とカフェが併設されている。街中にある美術館で周辺の民業を圧迫させないためだという。常識とはなんとも儚い。
青森県は、人口は115万人程度だが、県庁所在地の青森市:約27万人、八戸市:約22万人、弘前市:約17万人と3つの市がしのぎを削っている。北陸三県は、県庁所在地とそれ以外の都市は、5倍程度の差があり、まちづくりの視点もかなり違うことを再認識した。
<過去の記録> 2025年2月「対話型アート鑑賞」、5月「土」、7月「星」と「空き家」、8月「小さな記録から記憶をひらく」、9月「ありがとうARTアイシテマス 〜感謝の心で生きていく〜」、10月「世界を観るための「マド」を増やすのだ。」、11月「うみのいえ」、12月「もう少し聞きたい、話したい」、2026年1月「コンテンポラリーダンス」、2026年2月「いま、てのひらにあるもの」。
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