音楽イベントを時々行う「茶蔵庵房」(丸岡町上安田18-17-3)で、カルチャーイベントがあると聞いて2023年2月19日(日)に行ってきた。
会場は、ミニュチュア作品の展示場のある2階で、おやつ付きフリードリンク2000円。
14時からの第一部は、東京都立田無高校3年の鈴木千丸(チマル)氏で、立体間取り作家タカマノブオ作の油屋を3D制作した話。スポーツ少年団ハンドボールで福井に来たことがあるなど自己紹介から、自作パソコン組み立て、生徒会長になった話、3D映像制作秘話まで飽きさせない。更に、次回作として、工業生産物を多方面から見る「職業体験シミュレーター」構想で話をしめた。専門用語を使わず、素晴らしいプレゼンテーションだった。
休憩を挟んで第2部は、「園」という創作小説を書いたあんご富遊(ふゆき)氏の朗読。10年ほど前に発刊された本で、何度も読んだことがあるが、作家自身の朗読では、まったく、別の世界に見えた。俳句の会で作品を専門の演者が読んだときのような世界観の広がりを感じた。<2分半ダイジェスト動画>
朗読後に、太古の昔からあるイソップ物語を素材に選んだ理由などの質問も出され、初対面の
鈴木千丸(チマル)氏とあんご富遊(ふゆき)氏が活発な意見交換をしていたのが印象的なカルチャーイベントだった。
1135号-イベント 851号-再開 546号-ダムカレー 514号-手仕事
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