
福井市松本1-33-24に、こじんまりとしたギャラリー喫茶サライがある。
1997年4月8日のオープンから、現代美術作家・松村せつが、ひとりで運営している。
オーナー自らの目で選んだ作品を月替わりで掛け変えるギャラリー喫茶でなんと、元日から12月30日まで、年中無休で開いている。オープンン当初からお客さんとして通っていたが、途中からは、案内はがき制作、2014年からは、公式ホームページ制作とfacebookでの告知、作家インタビュー動画の制作を請け負っている。
季節感を大切にするカフェで、お正月は特別なあしらいで珈琲を出したり、8月末から9月のサルスベリの赤、10月のキンモクセイの黄色も美しい。 毎月9日に実施している文化サロン「サライ塾」は200回を越えて続いているが、それとは別に音楽会、朗読会なども開いている。
2020年新春(1月1日~31日)は、陶芸の村田紀之氏の新作展だが、鏡餅という作品は、入れ子になった2つの器をひっくり返して展示されていて非常にユニーク。
30豪雪の際は、交通が麻痺してしまい2月6日から4日間は臨時休業してしまったが、2020年2月は、オーナーの都合で初めての長期休廊となる。
2020年3月1日(日)から山田蘭石「書」小品展 <ことばの積木>から再開予定になっている。
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