福井は6月12日にイベント開催
アースデイは4月に開かれるのが一般的だが、福井では6月に駅前のガレリア元町を中心に開かれた。テーマは「今はじめよう、地球のために」で福井市のNPO関係者が核となり実行委員会形式で私も参加した。http://www.epo-npo.com/earthday/
スワングループ(タバコ環境NPOネット)としては、「環境とタバコ」の観点からパネル展示(ゴミ問題、空気-家庭-、空気-職場-、依存症、森林伐採)とステージ発表を行った。<QTムービーにリンク>
葉タバコを乾燥させるときに大量の薪を使うため森林伐採に繋がっている点などは知らない人が多かった。タバコ使用者は知らず知らずのうちに環境破壊に手を貸しているのだ。コーヒー豆や有機バナナのようなフェアトレードも存在しない。
コンサートステージでは、留学生を含むグループや今立の紙漉歌を奏でるグループ、6月にCD・DVDセットを発売するクルクルタイツなど個性的なメンバーが揃った。
8月にメジャーデビュー(新曲:ラジオガール)が決まっている福井出身の4人組ロックバンド「ザ・ルーズドッグス」も急遽出演が実現し、メインステージとナイトイベントでも自前のPAセットを持ち込み歌ってくれた。福井で路上ライブをしていた頃から応援しているバンドで期待している。http://loosedogs.to/
人との交流と次世代との交流
今回、実行委員会に加わり環境問題に強い関心を持っている人達を交流が持てたのも収穫のひとつだった。
羽水会場としてイベントに参加したオーニックのマスター(左図:赤いズボンでギターを弾いている人)も非常にユニークな人だった。イベント前日に下見に行った際に分煙の話をしたところ、翌日からは「店内は今日から正常化しました」の掲示を出すという謙虚さもお持ちです。横濱商館から自転車でも行けるので時々のぞいてみたいと思っています。
次世代との交流ということで記録DVDを制作しました。最初の打ち合わせの際に過去の記録(特に写真やビデオ)がほとんど残っていなかったので今回はできるだけ残すことを心がけました。
イベントの実行委員は何かと忙しく、イベントをやり遂げることが手段ではなく目的になってしまうことがあります。アースデイのように一過性のイベントではなく、次世代に繋いでいくものはなおさら記録・継承の重要性があります。ウェブ関係はNPO法人地球に恩返し!EPOの勝山智充さんがしっかり管理してくださったので安心です。
これからのNPO活動は、説明能力を高め、きちんと活動を記録し、IT技術を利用して検索可能な状態で残していく必要があると考えています。折角の活動が内輪受けで終わることがないように情報を共有していくためのインフラは既に整っており、問題は、活動する人がどこまで次世代との交流を意識して行けるかではないかと考えています。
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