敦賀灯籠流し&花火大会のフィナーレ
横濱たより131号
 
2003.8.28 発行


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大混雑の松原海岸

 1994年以来、ほぼ毎年出かけている敦賀灯籠流し&花火大会だが、例年は途中で切り上げて屋台ラーメンを食べて早々に福井に帰ってきていた。(横濱たより096号参照)
 2003年は同乗者の強い希望に押し切られ、最後まで海岸で見る計画を実行に移した。
 昼過ぎには松原海岸にシートを敷いて鑑賞の準備を済ませ、持参したお弁当を広げた。冷夏のためかなり肌寒い一日だった。
 海水浴は夕方5時に禁止されるが、見物客が次から次へと押し寄せてくる。19時過ぎの灯籠流しの時間にはすっかり松原海岸は人で埋め尽くされる。10年前はゆったりと鑑賞できたものだが、ここ数年は駐車場も海岸も大混雑。かなり海に使う場所にシートを陣取っていたのだが、遅れてきた人はその前にシートを広げ、時々、波の浸水を受けていた。
 7時過ぎから灯籠流しが始まるわけだが、多くの人は開始の合図を待たずに勝手に流し始める。風向きによってはすぐに倒れたり岸に押し戻されたりすることもあるが、今年はとても美しく沖合に吸い込まれるように漂う当たり年だった。


海水浴も楽しい

 夏の終わりを付けるイベントだが、充分に海水浴を楽しむことも出来る。元気があるときなら沖合の浮島まで泳いでいくところだが、近くの滑り台付きの鯨フロート付近で遊んだ。去年までは首長恐竜のフロートだったが新調されたようだ。
 知り合いのフラメンコダンサーのファミリーが来ていたので一緒に遊んで貰った。
 日本海側最大級を誇っているだけに、さすがにスケールがでかい。特に敦賀は打ち上げ台船までの距離が離れているので大きな花火を次々に上げるので迫力がある。海面に映る花火も美しい。上げ方も工夫され、今年は春夏秋冬をテーマにした打ち上げ花火をしたあとに、市民からのメッセージを読み上げた後の企画花火と続いた。
 圧巻だったのはフィナーレにしかしない水中花火と打ち上げ花火の競演。海岸からは驚嘆の声が上がった。
 水中花火も最初は左手のみだったが、右手からも水中花火を行い、最後はその中間に大きな2尺玉をぶち上げる。海岸で最後まで見てる価値のある花火大会だ。
 しかし、帰りは大混雑に巻き込まれ福井に帰り着いたのは深夜の1時半。民宿でも取ってゆっくり出来なければ、来年以降も途中で引き上げた方が良さそうだと強く感じた。
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