アップル本社でのビデオ編集セミナー
横濱たより102号
 
2002.10.20 発行


オペラシティータワーのアップル本社

 2002年10月4日にビデオ編集セミナーに参加してきた。普段使っているビデオ編集ソフトiMovie の珍しいセミナーであり、会場が東京新宿のアップル本社ビルだというので興味津々で出かけた。
 
アップル本社は、JR新宿駅から西へ徒歩20分ほどのところにある。福井の生活では20分も歩くことは稀だが、宿泊する新宿ニューシティホテルまで歩いてシャワーを浴びてから、東京オペラシティタワーまでもまたしても歩いた。
 ビル内はとても清潔で、廊下でもタバコの嫌な臭いもしない。少し早めに到着したので本社内を見学させて貰おうと51階の受付に行くと警備員が立っており、アポイントメントが無いと中に入れないと言う。アメリカの企業だけにテロ活動の標的にされないかとセキュリティを強化しているのだった。
 
IDカードを首からぶらさげて歩くスタッフはとてもスマートで格好良く見えた。エレベータの中で一緒になったアメリカ人スタッフに「マッキントッシュのユーザーです」というと「ありがとう、歓迎します」と軽快に返してくれた。(会話は英語)


スリック/iMovieセミナーとムービーフェスティバル

 さて、セミナーの内容だが、スリックというiMovie専用のエフェクト集を販売しているミューズテクスのスタッフがiMovie 2の基本操作からスリックの最新機能の実演を行ってくれた。
 ナレーションの女性とオペレータの男性が手際よく2台のプロジェクターを駆使して分かり易く説明していく。スリックシリーズは、1、2をネット購入していた(2002年6月英語版)。今回、紹介された3、4はさらにバージョンアップされその場で購入を決めた。
 続いて協賛しているヤノ電気やピクセラ社の新商品のデモンストレーション。これにはさほど興味がなかった。
 隣に座った女性は九州から東京見物を兼ねて習いに来たとおっしゃる年輩の方で、かなりのヘビーユーザーのようだった。セミナー後もメール交換が続いており、こんな出会いも悪くない。
 休憩を挟んで、第1回iMovie Short Movie Festivalの参加作品の上映会、並びに投票と表彰式となった。
 私も9月末にこのコンテストに応募すべく「女の一生」という作品を撮影・編集しておいた。いろいろなアイディアを使った作品をいっぺんに見れるので勉強になった。ネット上でも閲覧可能になっている。
 グランプリは逃したモノの特別賞を受賞。今後もタイトルやエフェクトを効果的に使った作品を作ってくださいとのこと。賞品は買って帰ろうと思っていたスリックシリーズ3、4(販売価格16400円)。特に4に含まれるスリックモーションという独立したアプリケーションはデジカメ画像などからムービーを生成できる優れもの。10万円以上するソフトにしかなかった機能が安価で手に入る時代となった。

 下は、新宿公園の広場を適当に撮影したデジカメ画像(3年前に購入したフジFineFix2900z)をキヤノン製のPhotoStitchというアプリケーションで合成したモノ。今回のセミナーとは直接関係はありません。

 


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