ウェブデザイナーの日記より

2001年5月29日(火)

伝言板に書き込みをして下さったマイクさんのサイトを見に行った。そのなかに嫌煙権/スモーク・ハラスメントを考える…というページがあった。やはりタバコを吸わない方にとってタバコの煙は、憎むべきものなのであろう…と実感する。ちなみに森川は、めちゃくちゃタバコを吸う。以前は赤のマールボロを1日100本平均吸っていた。今はそのせいか喉を壊してしまったらしく、1日50本程度になっている。しかし明らかに吸いすぎであり、嫌煙権運動を行っている方から見たら、地獄の使いのような人間だろうと思う。

嫌煙権を象徴する方々の意見は、どれもこれも本当にもっともな事だ。何の反論もない。我々喫煙者は、これからも世の中に嫌われて小さくなって生きていかなくてはならない。その事に関してはもっともだと思う。もし喫煙者だけを日本の中で、どこかの島に送って、そこで一生暮らせ…と言われれば、喜んで従う。ボク自身も外での喫煙には極めて気を使っているつもりだ。以前はタクシーに乗ると半分くらいの確立でタバコを吸っていたが、今は酔った帰りに長距離(一万円くらい)で乗る以外は吸わない。それもタクシーを停める段階で運転手さんに「このタクシー、タバコ吸えますか?」と聞く。

お店でもそうだ。特に食事をするところでは気を使う。いくら灰皿があっても隣の席でまだ食べている人がいる時は、こっちも吸わないようにしている。喫煙者の僕が言うのもおかしいかもしれないけど、いっそカリフォルニアのようにレストランは全面禁煙にしてくれた方が気が楽だ。以前、梅田の天ぷらやで、天ぷらの盛り合わせ2品と生ビールを頼んだ。生ビールが到着して、周囲に客がいなかったので(僕一人だった)タバコを取り出すと、「うちは禁煙なんですよ」と言われた。なんだかムカついて生ビールをひとくちも飲まないで、テーブルに3000円置いて店を出た。「禁煙の店…って大きく書いとけ!」。
改めて考えると大人気ない行為だろうけど、夕方前の空いている時間、ちょっと一杯…ってつもりで入った店で禁煙はないだろう。その部分に関しては「禁煙の店」って大きく書いておいてもらいたいものだ。そうすればこっちも一生そんな店にはいかない。嫌煙権運動のみなさんにもっとがんばってもらって、禁煙の店のステッカーでも作っていただいて、そういった店をどんどん増やして欲しいものだ。

本当にボク自身はタバコを吸うことに対し、禁煙者の方に迷惑をかけるのならば、それを破ってまで喫煙権を主張したいのではない。おそらく僕は相手が嫌煙家の人とは、一生一緒に喫茶店に行かないだろうし、酒も飲まない。絶対に。僕の周囲には禁煙者が多い。特にこの業界はタバコを吸わない人が多い。だからとても気を使う。酒を飲んでいて相手がタバコを吸わないことが解ると、途端に席を立ちたくなる。実際に本当にその後、吸わなくなったり、本数を減らすことに努める。だから明らかに煙草を吸わない人とはお酒を飲まないようにしている。…とはいえ、年に何度かは煙草を吸わない方とお酒の席が一緒になる場合もある。その時はものすごく気を使ってしまう。お座敷の時などは一旦席を外して吸う事もあるし、まず席に付く際に気を使うよね。

そういう意味で、自宅で一人で仕事をしていてヨカッタと思うよ。僕が会社組織を作らないのは、それも理由。煙草と音楽を自由にできないのなら、仕事なんてできない。複数の人間が同じ場所で仕事をする職場では、煙草と音楽は重要な問題だよね。禁煙だけどMacintosh。Windowsマシンだけど、煙草が吸える職場なら迷わずにWindowsを選択する。…まあ実際にそんなことはないので、自分ひとりで仕事をしているワケなんだけどさ。音楽も同様にそうだなあ…。今でこそ「好きな音楽・嫌いな音楽」ってのがあまり無くなったけど、昔は聴く音楽に片寄りがあったものね。もちろん全く音楽がない場合がよい時だってある。やっぱこれからも独りで仕事するんやろなあ…。

 

この文章は、Silicon Cafe'/森川眞行 さんの協力を得て
以下のサイトから抜粋した物です。
分煙活動に協力ありがとうございます。

http://www.siliconcafe.com/profile/21diary/2001bn/22.html

 

代表 マイク・ヨコハマ info@mike.co.jp
http://www.mike.co.jp/smoke/
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