横濱たより


不定期発行090-1 2002.5.31発行
918-8112 福井市下馬1-1624 横濱商館
TEL 090-3765-1097 マイク・ヨコハマ

消費者新聞に執筆


6月は消費者月間
 2002年5月15日発行のニッポン消費者新聞に”草の根活動”をしている団体のひとつとして、「スモーク・ハラスメントを考える市民の会」が取り上げられ、原稿を執筆しました。5月31日は世界禁煙デーという意味も大きいと思います。
 この新聞は、毎月1日、15日発行で30年近い歴史のある消費者問題専門のタブロイド紙です。社是として「一、人間を蝕むすべてのものを排除する 一、消費生活の安定と向上につとめる 一、中立公正不偏不党の先進を遵守する」となっています。
http://www.jc-press.com/

 記事の一部を修正したものを以下に掲載します。


市役所ロビーの分煙化など要求
 当会は、「個人」を尊重し、選択肢の広い社会の実現を目指し、行動する市民の会です。
 「煙いのでたばこはご遠慮ください」こんなシンプルなお願いが何故、聞いてもらえないのか?それを考えるところから活動が開始されました。
 スモーク・ハラスメントとは、タバコにまつわる不法行為を指します。具体的には、タバコの不始末・受動喫煙被害です。ハラスメンター側の意識に関わらず、被害が発生する構造は、セクシャル・ハラスメントと同じだが、21世紀になっても一般的には認識されていません。タバコ問題をきっかけに広く人権問題を実践的に改善していきたいと考えています。
 1994年2月の福井市長選挙の際、4候補に選挙事務所と当選した暁の市役所1階のロビーの灰皿をどうするかというFAXを送ったのをきっかけに結成。

 読売新聞に人権意識のある記者が紙面で取り上げてくれたのが功を奏し、ロビーに喫煙所が設けられ、タバコ野放し状態が改善されました。ちなみに市長はタバコ使用者ですが、秘書課の方が丁寧に対応してくださり、市役所内は格段にスモーク・ハラスメントを受けにくい環境になりました。
 私は商業写真家として日常的に広告関係者、クライアントと接していますが、灰皿を出されることが少なくありません。そんなとき、NO SMOKINGと明記された名刺を差し出し、分煙活動(スモーク・ハラスメント対策)をしていることを丁寧に説明するようにしています。胸には「みんなの空気を汚さないでね」という嫌煙猫バッチも常時つけています。
 分煙活動は、タバコ使用者と対立するものではないので、きちんと説明すると多くの場合は理解が有られるようです。私と接するようになってタバコの本数が減ったとかニコチンから解放されたとかお礼を言われることもたびたびです。
 主な活動は、インターネット上で展開していますので一度、アクセスしてみてください。


スモーク・ハラスメントを考える市民の会
ウェブサイト
http://no-smoke.mike.co.jp/smoke/
mailto:info@mike.co.jp

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