デジカメプチ講座
ドリームエッグ丹南交流会
福井県SOHO交流会
DreamEggの丹南交流会が5月14日に鯖江市民活動交流センターで開かれ、デジカメプチ講座の講師を務めてきた。テーマは「花を撮る-ホームページでの活用」。
まず、デジカメの画素数について。
1995年にカシオ社製QV-10という320×240pixel,10万画素足らずのおもちゃのようなカメラが市場に火を付け、1996年35万画素のデジカメが数多く出現。35万画素は、640×480pixelでテレビサイズ。13インチモニターで表示されるサイズ。デジタルビデオの画像もこの大きさになる。1997年フジFinePix700という150万画素のデジカメがコンパクトで10万円を切って発売。メガピクセル時代に突入。その後、どんどん大型化は進んでいる。
しかし、ウェブで使うのは300×200程度の小さいものなので35万画素のデジカメやデジタルビデオでも充分使用することはできる。画像処理を簡単にするには、フレーミング(撮影時の構図)やトリミング(必要な部分のみを切り取る)ことをイメージして撮影する必要がある。
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マクロモード=花マークの活用
花のように小さいものを撮影するには、撮影モードをマクロモード(接写、近接撮影)を使用する。大抵のデジカメは花マークがそれにあたる。どこまで接近できるかは、マニュアルを見て欲しい。
撮影後、パソコンでピントや構図などを確認して何度もチャレンジして欲しい。文句を言ってくれる友人に見せるのも上達の近道。
花に限らず、デジカメは中心しかオートフォーカスが働かないので、2人写しの場合や、中心以外にテーマを持っていきたい場合は、シャッターを半押ししてフォーカスロック機能を使うと良い。
小物撮影のポイント
バック紙を選ぶ。
ピントが合いにくいものはマニュアルで。
ストロボを使わず、三脚を使う。
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画像ファイル形式の違い
JPEGは1670万色。赤・緑・青のそれぞれ256階調の掛け合わせでフルカラーを実現する。
GIFは256色のみのデータ。色数の少ないもの(イラストなど)は、こちらが良い。
TIFF は圧縮しない綺麗な画像。
印刷用のデータ形式でホームページ用なら使わない方がよ良い。
これからデジカメを買う人に一言
液晶モニターがついていて、150万画素ぐらいのものならOK。画素数は少ない方がいいかも。無駄に大きいものを買うと加工やハードディスクの容量など問題が大きくなる。A3サイズを印刷したい場合は、300万画素、A4サイズなら、150万画素くらいは欲しい。単3電池が使えるタイプ現場で困ることは少ない。
光学ズームとデジタルズームの違いは?
光学ズームはレンズの組合せによって望遠レンズにする。デジタルズーム
はカメラ内部の処理で目伸ばしする=インチキズーム(=画像が荒れる)光学10倍、デジタル120倍だったら、大事なものは、10倍までで撮りましょう!
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実習で撮影した画像を見ながら解説。プチ講座のため、パソコンもプロジェクターも使わなかったが、みなさん熱心に質問等されていました。
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