��--横濱たより052--��

不定期発行 052号-3　2001.5.17 発行
918-8112 福井市下馬1-1624横濱商館
TEL 090-3765-1097 FAX 090-3765-2286

６月１日は写真の日

　写真を楽しむ雑貨コレクション

　2001年5月15日（日）～6月3日（日）までだるまや西武新館２階福井ロフト・ロフトマーケットでコレクションの展示を行っている。（0776-20-6203）
　好きな写真と雑貨を組み合わせてオブジェを作るなどのユニークなものを展示している。写真（光学・化学の産物）そのものを楽しむと言うより写真で遊ぶという着眼点が現代的だ。
　６月１日は1840年（天保11年）にオランダ船から買い取ったカメラで、日本人が初めて写真撮影をした日らしい。

http://www.loft.co.jp/

メキシコ産ビール

ビールの空き瓶に水とフィルムを入れた作品

　日頃、写真を業務にしているわけだが、その写真を別の角度から見るチャンスと言うことでなにか出品できないかと思っていた。
　20年前に発売されたフジフィルムの「写るんです」（使い捨てカメラ、インスタントカメラと間違われて呼ばれるとがあるが、正確にはフィルム部門が開発したもので「レンズ付きフォルム」と位置付けられている）は完全に市民権を得ているし、サイズの小さい格安のインスタントフィルムも普及している。
　21世紀には残らないであろうと５年前には思っていたAPS(アドバンスド・フォト・システム=新企画の小型フィルムカートリッジ)も一般化し、プリント代の価格破壊も大幅に進んだ。

写真とは何か？

　私のような商業写真家は、ほとんどポジ（ポジティブフィルム）と呼ばれる印刷用のカラーフィルムを常用している。一般にはプリント写真が写真の代表だった。
　しかし、1994年のカシオのおもちゃのようなデジカメの発売以来、新しい形での写真が出てきて、これまでの概念が崩れ去られようとしている。
　光学機器を用いて、静止画を人間に見られる状態にしたものを写真と呼ぶのが正しいのだろう。
　そして、個人でもパソコンを使って自由にアレンジが出来るようになったのは非常に喜ばしい。