横濱たより  


不定期発行 038-1 2000.12.29発行
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帰国報告(1)-モデム環境


 インターネットカフェ

 最初の宿泊地となったフラミンゴヒルトン(ラスベガス)は1991年の映画「バクジー」の舞台になった老舗ホテルで客室が3600以上もある。
 その一角にインターネットカフェが存在した。独立したスペースではなく、ビジネスセンターと呼ばれる郵便局を兼ねた事務部門を受け持つ部屋に3台のデスクトップパソコン(IBM製 300GL)が3台イーサネットに繋がれ、内部アドレスが振られていた。使用料は15分3ドル程度で1人が利用中だった。
 大型ホテルに3台というのはそれほど需要があるものではないのだろう。もちろん、ラスベガスという土地柄遊びで来ている人が多いという事情もあるだろう。
 一般的な電話コーナーは1980年代と代わり映えしないアナログチックな電話でモジュラージャックは付いていない。日本のようなISDNのグレー電話は見かけなかった。市内電話は25セントから35セントへと値上げされていた。
 14年前(1986年)にアメリカに住んでいた頃は、インターネットの存在も知らず、大量のコインを入れて長距離電話を掛けた記憶がある程度だが日本より格安だったのは確実だ。
 左端の一段低くなっているのは、車椅子の利用者を想定しているものと考えられる。


 旅客機内の電話

 ホテルの客室の電話にもモジュラージャックが標準装備されていたが、飛行機の電話には驚かされた。
 ラスベガスからロサンゼルスまでのほんの1時間程度の国内線(ノースウエスト航空)の旅客機に3席に2台の電話が装備されていたのだ。
 更にその電話にはモデム用のモジュラージャックがついていた。支払いは電話機の側面につけられたクレジットカードの読み取り器で行う仕組みになっていた。クレジットカードの普及が現在のIT革命の一端をになっているようだ。
 それよりも、4泊6日という短い旅行ではあったが、街中でパソコンを使っている人を全く見かけなかった。日本国内なら新幹線や特急列車内で複数のビジネスマンがノートパソコンに没頭しているのが普通の光景だ。


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