朝鮮半島から九州・四国・紀伊半島を横断した台風14号は、日本から離れ19日には、台風一過の快晴となった。台風対策:785号
サンドーム福井にて日中に5時間程度のフリータイムが出来たので、武生エリアを観光することにした。
数年前に父親を連れて行ったしきぶ温泉"湯楽里"に向かってみた。館内は地元産品の展示や販売に溢れている。入湯料650円を支払い、長い長い斜行エレベーターで昇った先に温泉施設、レストラン、くつろげる座敷がある。昼寝を挟んで2度のサウナで、日頃の疲れと汗を流した。 国道8号線を南下して、道の駅"河野"に行ってみた。曇り空になっていたが、近県ナンバーの二輪車や四輪車で一杯。普段なら敦賀や滋賀県方面への通過点だが、今回は最終目的地。お土産売場で福井県産ポテトチップス(ソースカツ丼味、450円)を購入すると旅行気分が盛り上がった。
帰りに金ぴかの紫式部像を見てみようと、越前市東千福町に行くと蕎麦屋藤波亭が、紫ゆかりの館(紫式部と国府資料館)にリニューアルされていた。聞けば、2021年4月23日にオープンしたという。模型の展示や映像で歴史と文化がよくわかる構成。京都から国府の有った武生まで5日も掛かったらしい。日曜日だからかボランティアガイドも熱弁を振るっていたし、工芸品も買える施設。顔出し看板は撮影してくれる人がいなかったので断念。池に反橋と平橋がかかる紫式部公園は、観光客が散策し良い感じに賑わっていた。
県境をまたぐ旅行に行き難い時期だが、身近な観光地にふらっと足を踏み入れるのも想像以上に楽しいものだと実感した武生旅行だった。
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