
福井が生んだ食育の祖、「石塚左玄」の教えに「身土不二」という言葉があり、「地産地消」とも言われます。
福井県では、
一、生産者自らが、種をとり栽培している。
二、100年以上前から栽培されている。
三、地域に根ざした作物であるという3つの条件を満たす伝統野菜を「福井百歳やさい」と名付けています。
そのひとつが、吉川地区を中心に鯖江市で育てられている「吉川ナス」です。球体状の形、ソフトボール大の大きさ、つやのある輝きは圧倒的な存在感があります。
厚めに切ってステーキにするととっても美味しいです。
道の駅・西山公園では、吉川ナスバーガーというオリジナルハンバーガーが350円で販売されていて、「そぼろ味噌(元祖)」「山うにマヨネーズ」「てりやきソース」の3種類。しかも、6月から11月までの限定販売。山うには、鯖江市河和田地区特産の辛し調味料というこだわり方。
ハウス栽培にもお邪魔させて貰ったが、大きな吉川ナスが実っているのは壮観。紫色の花は下向きに咲くが、稀に、上向きに咲くものもあるという。その花は実をつけることはなく「徒(あだ)花」と呼ばれるらしい。
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