
NPO法人エコプラザさばえが、「サケのたまごを育て日野川に稚魚を放流しよう!!」という企画をやっていることを新聞(12/5付)で知った。
早速、鯖江市中野町の鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)に貰いに行った。
10年程前からやっている企画らしく、係の方から説明を受け、住所・氏名などをウェブ上から記入すると、2つの受精卵の入ったペットボトルが頂ける(ひと家族2本までで600本程用意しているらしい)。
飼育と言っても、暖房の効いていない暗い場所に置いておくだけ。餌やりや水換えなどの必要はない。それどころか、水は絶対に換えてはいけない。なぜなら、日野川の水を稚魚に覚えさせ、数年後に産卵の為に川を上って来てもらう為だからだ。受精卵は、鯖江市と姉妹都市の新潟県村上市から頂いたものらしい。
翌年1月半ばにある程度育った段階で、エコプラザさばえに返すと、越前市の日野川漁業協同組合に飼育をお願いし、3月7日の日曜日に放流するという流れになっている。ただし、2020年もコロナ禍の影響で、大勢が集まっての放流は中止になっており、2021年もどうなるかは未定。
ポスターを見てわかったのだが、稚魚は、福井県から日本海に飛び出し、ベールング海峡を越えて、アラスカ湾まで泳いで行くという。3〜5年掛けて、生まれ育った日野川に帰ってくるという壮大な計画。
普段から、イクラやサーモンのお寿司を食べていたが少し、見方が違って来た。
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