コロナ禍でライブハウスは3月から営業自粛を続けていて、大勢が集まる施設は先が見えない。
そんな中、音楽ライブの生配信を福井市花堂東のガレージダイナー福井CHOPから行った。 https://youtu.be/
演奏は、植田薫率いる1983年結成のファンクバンド ニュービーズ。技術スタッフは、スタジオFACULAの田代 伸介氏で、音響設備だけでなく、照明器具やカメラやスイッチャー、iMacも持ち込んで早くからスタンバイ。私はサポートメンバーとして、カメラや照明器具のお手伝いと、静止画撮影とショートムービーを担当してリハーサルから参加。
通常の一段高いステージではなく、カウンターテーブルの前に6人編成のセットを組み、カメラ4台、マイク10本という贅沢な収録体制。
ライブとはいえ、実際の映像と世界中から見ている映像には15秒ほどのタイムラグが生じる。観客からチャットでテキストが送られてくるのを見ながらMCを挟み込んでの90分ほどで終了。遠隔地から観られるのが嬉しい、早く一緒に踊りたいなどと、海外からもコメントが入る。終了後にも相当数の閲覧回数がある。
テスト配信の7月5日には、福井新聞の取材が入り、CHOPオーナーのチャッピー山本が、「本格再開は難しいけれど、何とか発信していきたい」とコメント。生配信したい演奏家や落語などのパフォーマーを募集している。7月12日の本配信は、より一層、熱のこもったものとなった。
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