
日付がない古いプリント写真(1984年3月のもので、大学3年から4年の春休み)が断片的に出てきた。
日程やルートはうろ覚えだが、東京から四国九州を14泊15日で、友人と2台のモーターサイクルで回った。
大学に入学した1971年6月に原付免許を取り、Suzuki GN50を購入。72年9月には、普通免許と自動二輪車免許を取り、Suzuki GSX400Tを購入。社会人1年目に限定解除をしてHonda VF750Fを購入。1987年単身渡米し、Honda VT1100での全米50州旅行と繋がることになったが、初めてのロングツーリングはこの旅だった。
初めてフェリーボード(東京港から徳島港、帰りは、宮崎港から川崎港=現在は廃止)に乗り、船底から地上に出る感動を味わったり、当時勢いが有ったユースホステルでの相部屋生活や外国人観光客との交流など良い思い出。鹿児島県で偶然、横浜国立大学サイクリング部とも遭遇。
若い時(親の介護や子育てが無い)は、時間が取れるものだから、旅行に出る事をお勧めする。日常生活では気が付かないこともいろいろと気付かせてくれる。愛媛県から大分県に続く国道197号線の渡し船、指宿での砂蒸し温泉、噴煙を上げる桜島、都井岬で野生馬、宮崎県の山間部で残雪に驚かされたりと、現地でないとわからない事も多い。
デジタル写真が全盛の時代だが、36年前のプリント写真が持つ情報量は捨てがたい。簡単な旅行記(日時場所、天気、食事、買い物、イベント、感想など)を残しておくべきだったと反省している。
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