
2019年7月12日(金)19時30分からの特別フィルム映画上映に福井市順化のメトロ劇場に足を運んだ。
映画は、31年前に公開され、舞台が2019年のネオ東京の「アキラ」(大友克洋監督、124分作品)。
漫画の連載も1990年に終わっているし、10人程のお客さんかと思っていたが、20歳代、30歳代のアニメファンを中心にほぼ満席状態。昔は、126席だったが、1997年8月の改装でソファー席を導入し117席になっている。
映画の内容は、7割方忘れていたが、アキラの持つ壮大な世界観は圧倒的な迫力があった。30年以上前に2020東京オリンピックをイメージしていたのにもビックリ。(1988年は、ソウル大会で、その後は、バロセロナ、アトランタ、シドニー、アテネ、北京、ロンドン、リオデジャネイロ。)
改めて気が付いたのは、鉄雄の屈折した幼少期の葛藤、軍人としての大佐の心情、それと、アフリカやアジアの音楽を使った構成の巧みさだった。音楽は、芸能山城組が担当。
上映開始後30分でフィルムが切れるというハプリングもあり、ポスター争奪じゃんけん大会は21時40分頃から始まった。残念ながらすべて敗退してしまったが、200回はビデオで見たという若い人らの手に渡った。
全国でもここだけの珍しい取り組みだけに、NHKも取材に訪れており、劇場オーナーがプレゼントを手渡しするロビーも賑やかだった。
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