2月23日から福井市美術館で開催されていたが、ようやく最終日の3月31日(日)に見に行く事ができた。
慌ただしい月末だけに9時の開館時刻めがけて行くとまだ、閉まっていて、一番のお客。
江戸時代位から現代の画家まで、おびただしい数(約120名)の自画像のオンパレード。一部、自画像彫刻や使っていたパレットも展示されているが基本は、自画像の絵画が並んでいた。圧倒的に男子ばかりというのは何か意図があるのかも知れないが分らなかった。
自画像というと免許証やパスポートの証明写真をイメージしてしまうが、まったく別の個性的な世界が広がっていた。真っ正面の構図は少なく、斜めに構えたり、手に何か持っていたり、背景にもアイディアを乗せたりと退屈させない。
ギャラリーショップも併設された2階の広場には、アトリエ風のフォトコーナーや撮影用額縁があったので、写楽の「暫(しばらく)」風に自撮。
一番のお気に入りははやり「松井ヨシアキ」さんの油絵。クリアケース400円も購入したが、実物は油絵の具の凹凸が有り、迫力がまったく違う。ついでに、ゴッホのボールペン付き一筆箋が投げ売りされていたので購入。
アトリエチャレンジでは「紙モザイクで似顔絵づくり」が企画されていたが、誰もいなかった。
30豪雪から打って変わってほとんど積雪がなかった福井市だが、3月末にはアラレまじりの強い雨が降る悪天候。北陸・福井なのでそれほど珍しいことではない。
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