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当然対象者は、プロの美容師さんで定休日の月曜日に研修会をいろいろと行っている。
 半年程前から依頼があり、使用機材は、スマートフォンやiPhoneに限定し、撮影対象は、ヘアスタイルでSNSなどへのアップロードと明確に決めてから、講座のデザインに入った。１ヶ月前には、現地に打ち合わせをして、iPhone画面をスクリーンに投影し、リアルタイムでカメラアングル等をお見せする事、美容師さんが普段働いているサロンで撮影可能なライティング、ウィッグモデルを２体（暗い髪色と明るい髪色で露出補正の実習）も用意してもらうこととなった。
A4用紙１枚のレジュメを配布し、書き込みながらのセミナーで退屈させない事に注意した。
ウィッグモデルの撮影では、愛レベル＝Eye level＝目線の高さの重要性を説明。
一番盛り上がったのは、撮影者、モデル、レフ板持ちのアシスタントの３人ひと組になって貰い、役割を交代しながらの撮影実習。最初は、レフ板の角度や当て方に戸惑っている感じだったが、各チームを回りながらアドバイス。みるみる写真のクオリティが上がる事で、参加者のテンションも上がっていった。
雑誌の取材等でプロの写真家にお願いするときの注意点や撮影したデジカメデータの保存法をプロの視点からアドバイス。
最後の質疑応答でも積極的に質問が飛び出し、充実した90分の講座となり、次年度は更にレベルアップした講座を開催したいとのお言葉を頂いた。
業種ごとに撮影対象や狙いが異なるが、それに合わせての実践的なデジカメ講座なら是非、マイク・ヨコハマに依頼して欲しい。
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第723号 2019.01.23