福井のような地方都市に住んでいても「プロ直伝! デジタル映像制作実践ワークショップ」のように格安で現役プロから学ぶ機会があるので、見逃す手は無い。主催は、ふくい産業支援センターで2日間(3/3,3/4)の19700円(税込)。
初日は、映像制作の基本的な流れ等の座学と、2人ひと組になりテーマに沿った制作プランと絵コンテの作成。あみだくじで決定した私たちCチームは、「夫婦こけし」を素材に話し合いを進めた。
商品に焦点を当てるのか、こけし作家に焦点を当てるのかなど違うアプローチが出てくるのがチームでの制作ならではの良さで視野が広がった。絵コンテも講師の清水康彦氏にアドバイスを受けながら仕上げ、どの撮影機材や三脚を使うかなどを決めて解散。
2日目は、彫刻刀、絵筆、削りくず、日本手ぬぐいなどの小物も用意し、センター内の給湯室を利用してこけし制作シーン、残雪が残る屋外で素材の木を見つめるシーンを撮影。昼食を挟んで、センター3階のスタジオでナレーションや効果音を収録し、MacBook Proで編集作業に入った。
それぞれのチームが制作した映像を参加者全員で見ながらアドバイスを受ける。Cチームは、絵コンテの流れに沿ったものを私が編集し、パートナーは、外国人向けにまったくテイストの異なる30秒作品に仕上げた。
他チームの作品も見れて、いろいろな見方や考え方があることを学べたのが一番の収穫だった。
ちなみに、こけし作家:山縣次郎は私が演じた。 <30秒映像作品>
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