
社会科好きな中学1年の息子が「イエローストーン国立公園って知ってる?」と聞いて来た。
四国の半分くらいの大きさのあるその公演なら行った事があるよと答え、旅行記「EZア・メ・カ」を読み返してみた。
大学を卒業後3年間働いて貯めた200万円で1986年6月から87年6月まで、1年間掛けて、アメリカ50州のすべてとカナダ5州、メキシコ5州に足を踏み入れた。 当時は、デジタルカメラも携帯電話も無く、勿論、インターネットも無かった。リバーサルフィルムを使用し、写真を撮りながらのモーターサイクルひとり旅だった。
モータリゼーションが高度に発達しているアメリカではAAAと呼ばれる日本のJAFのような組織で、いろいろな範囲のロードマップを無料で配布しているので、それを頼りに、夏は北、冬は南というだけの計画だった。帰国時に、安い船便で送っておいた。
ロサンゼルス滞在中に羅府新報という日刊紙に「アラスカ旅行」(全10回)を掲載してもらったものをベースに、全行程を書いたものを地元福井の新聞が1年掛かりで掲載してくれたものを、インターネットで読めるようにしたのが2000年頃。25歳の青年がいろいろなことにチャレンジしていく様子が書き留めてある。 そのとき、使っていたもので今も現役なのはジュラルミン製のカメラバック。 旅行記を印刷するとA4用紙で300枚ほどになった。
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