
福井市幾久のインターナショナルクラブでは、外国人をゲストスピーカーに招いての文化講演&交流会を定期的に開いている。
会費も500〜800円程度と安く、テーブルを囲んでのフレンドリーな集まり。これまでも、アイルランド、タンザニア、ペルー、ドイツ等多彩。
2017年5月21日(日)は、カリブ海の小国「ジャマイカ」がテーマで、
まずは、参加者みんなでジャマイカで人気の「バナナフリッター」を作って食べてからスタート。
陸上競技の短距離で圧倒的に強い事やレゲイミュージック発祥地、高級珈琲豆のブルーマウンテンなどジャマイカの事はいろいろ見聞きしているが、ジャマイカ人から直接、お話を聞くのは初めて。
国土の大きさ(四国程度)や人口(270万人)、独立した年月日(1962年8月6日)、消費税が16%など、知らない事がてんこ盛り。中南米では珍しく英語が公用語で、スペイン語かフランス語を外国語として学ぶそうだ。また、小学生から足の速い子をスカウトして育てるシステムがあることなども紹介された。2016年リオオリンピック400mリレー銀メダリストのケンブリッジ飛鳥氏はジャマイカ人と日本人のダブルだと知らされた。また、W杯にも出場しているサッカーも人気のスポーツだという。
プロジェクターを使った講演の後は、自由に質問できるカフェタイムとなるが、いろいろな質問が飛び交い非常に面白い。目の前にその国の出身者がいるのでリアリティが違う。
私は1994年公開のディスニー映画「クール・ランニング」(1988年のカルガリーオリンピックが素材)で描かれたボブスレーは人気スポーツかと質問したが、雪が降らないジャマイカでは人気スポーツとは言えないらしい。
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