
「フラメンコショー」&「フラメンコ創作劇」(赤い蝋燭と人魚:小川未明原作)を鯖江市文化センターを見る機会を得た。
普段は、撮影のため2階席や舞台上手の端っこの方でファインダー越しに見ることが多いが、最前列で堪能した。
公演は、ピアノ&カンテ(歌)、チェロ、バイオリン、ギター、パーカッション、カンテの生演奏という豪華版。
最前列ならでのは、
飛び散る汗、激しい息遣い、直(じか)に耳に届くタップ音、「オレー」「バイレ」など掛け声を掛けられる自由、ステージ上からグラシアスのコミュニケーションなど贅沢な観劇。
前半は、フラメンコとダンスを組み合わせた創作劇。人魚が生まれ落ちるシーンが印象的で、大きな布の使い方が秀逸。
休憩をはさんで、歴史やかけ声についてのミニ講座に続いてのフラメンコショー。男性3名、女性7名のパンチの効いた踊りの連続。
終演後、会場全体が一体感に包まれスタンディングオベーション。そこからは、写真撮影もOKになり、大興奮のまま幕を閉じた。
東京都世田谷にスタジオを持つ鍵田真由美・佐藤浩希主宰フラメンコ舞踊団「アルテ イ ソレラ」は、これからも福井で踊ってくれる事だろう。
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