2017年1月21日(土)に金津創作の森の写真展「境界線で遊ぶ」オープニングトークに参加してきた。人気若手写真家の川島小鳥さんと今回の展覧会のアートディレクションも手がけたブックデザイナーの祖父江慎さんのふわふわとした絶妙なトーク。
展覧会場をざっと見て、1時間ほど前にトークイベント会場に足を運んだが、すでに長蛇の列。開場時刻を10分前倒しで中に入れてくれた。
印象に残ったのは、本の装丁と展覧会の展示は大きさの制限が違うので展覧会の方が好き(祖父江さん)、写真集が好きで1枚の写真に対する思い入れは強くない(小鳥さん)だろうか。
展覧会はこれまでの写真集ごとに開かれるものとは違い、総集編的に「境界線で遊ぶ」をテーマに立体的に構成されている事もわかり、もう一度、会場に足を運んだ。祖父江さんの講演は、数年前に福井市響のホールでお聞きした事があるが、ここまで緻密で計算高い方である事に驚かされた。
会場内は写真撮影OKということで、どんどん、宣伝して欲しいとの事。一度のシャッターで360度全体が撮影できるリコー製シータSでいろいろ撮影してみた。
現代美術作家とコラボしたタワー型オブジェが置かれた「RUNRUNまこと」コーナー、天井から写真をモビール状に展示した赤い「20歳の頃」コーナー、スピーカーから台湾で作られた音を流す「明星」コーナーなど仕掛けが盛り沢山。
ミュージアムショップも多彩なグッツが展示販売され、若い女性を中心に賑わっていた。
<360度動画 40秒>
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