SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などにアップロードする為の写真撮影は、どんどん増えてきていて、一眼レフカメラを使いこなす「カメラ女子」という言葉も生まれている。
商業写真家として、日常的に大型ストロボを使用しているが、これを使うアマチュア写真家はほとんど見かけない。
電気を蓄積し大光量を発生するジェネレーター(コントロール部も内蔵)は、写真家となった30年前から比べるとかなり軽量コンパクトになってきているが、灯体(光る部分)や、アンブレラ(傘状の反射版)、ライトバンク(長方形の照明器具)、専用スタンド等を持ち運ぶ事を考えると、かなり面倒くさい。
写真家が大きな車を使っているのは大型ストロボの運搬も理由のひとつだ。また、アルミ製の集合写真用のひな壇(左から2番目の写真参照)と呼ばれる道具もかさばる上にかなり重い。現在、3段セットを所有しており、100名の集合写真までは対応可能となっている。集合写真撮影でも大光量のストロボは活躍してくれる。
細かい部品だが、モデリングランプと呼ばれるハロゲン電球が組み込まれていて、どのように光が回り込んでいるかを事前にチェックできる。
このランプは、消耗品なので時々現場で切れることもあり、10個まとめて注文した。(同業者の方で必要になった方は2000円でお譲りします)
多彩な撮影に対応できるようにと横濱商館のピクセルスタジオは天井高5.5mで設計し、1998年から稼働している。
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