福井県マルチメディアサポートセンター4Kカメラ・編集機器導入記念セミナー(主催:ふくい産業支援センター)に参加してきた。
4Kというのは、現在のハイビジョン(1920×1080ピクセル)の4倍の画素数(3840×2160ピクセル)を持つ高解像度の動画のことだ。
最初に、ソニービジネスソリューション(株)の方から業務用4Kビデオカメラ(PXW-FS7K、120万円程度)の説明。Super 35mmと呼ばれる大型センサーについては初めて知る項目だった。マウントを替えれば、キャノンのデジカメ用レンズ群も使えるのがポイントか。
エースビルジャパン(株)の方による特殊機器の実演。サポートセンターに申請すれば、9月20日以降、格安で貸し出されるとのこと。
地元の酒井電気(株)の方からノンリニア編集機の説明。4Kビデオは、現在のハイビジョンを単に画素数を4倍にしただけではなく、色の深度が8ビットから10ビットへと64倍になる事で高性能な編集機が必要になるとの事。
最後に、サポートセンターの方からサンプル映像の上映と貸出についての説明に続いて、3階に移動し、編集室やスタジオを見学。
長く続いたVHSテープ時代が終わり、DVD時代を経て、ハイビジョン映像が収録できるブルーレー時代に入っているが、まだまだ、4Kビデオは配布できる媒体はない。とはいえ、時代は確実に4Kビデオに移行していくだろうし、その先の8K(2015年に幕張メッセで見て驚いた)の時代もすぐそこに来ている。
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