「プロが教えるデジカメ教室」は、単発で1時間程度の短いものから、毎月2回の半年ワンクールの長いものまで行っています。今回は、単発ながら4時間の長丁場のプログラムを行った。
写真撮影の5つの段階、オート機能、情報の3つのレベルなど基本的な座学もしっかり話をすることが出来たし、人物撮影、小物撮影(スマホや携帯電話)、屋外に飛び出しての外観撮影(建築家:黒川紀章)、講座風景写真撮影、マクロモード撮影(ボールペンの一部)など、多くの撮影実習も交えて行えた。
今回の受講者は、福祉関連施設の広報担当者という事で、子供や車椅子に乗っている状態の方を、いかにして愛情たっぷりに撮影するかの自習にも時間を割いた。具体的には、立ったままでの撮影、被写体の目のレベルからの撮影(Eye=愛レベルともいう)、さらに、しゃがみ込んでローアングルでの撮影を行い、隣の受講者と写真を見せ合いながら理解を深めて頂いた。
午前中2時間、午後2時間とも休憩なしで必死に学ぼうとしている受講者に圧倒されながら、最後の質疑応答は想定外の質問も出され、写真撮影そのものではなく、広報誌のレイアウト設計、ファイル管理方法、広報係を独立した職種として、現場仕事の片手間ではない位置付けを管理職に要求すべき事まで話が及んだ。
アシスタントも入って頂いたので、スムーズにひとつひとつのカメラ設定(露出補正や、ストロボの有無)も確実に自分のものになったことでしょう。はやり10名を越えるとアシスタントを加えた方がよいようだ。
<講座の一部を記録した動画 5つの段階・オート機能>
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