
新緑が映える頃、福井市下馬のアートラボふくいに第29回市美展(2016.5.13〜22)を見てきた。日本画、絵画・造形、彫刻、書道、工芸、写真、デザイン部門に分かれ、ところ狭しと作品が並んでいる。
美術館の一般的な展覧会は、
1. 美術ファンに向けた意欲的な企画展(集客はあまり望めない)
2. 一般市民に人気のある巡回展(集客が望める)
に分類できるように感じている。
3. 美術系教育機関の作品展示会
とも、
市美展や福井市小中学生国際交流作品展(11月頃開催で今年で28回目)はかなり雰囲気が違う。
まず、作品の密集度が格段に高い。とにかく、作品が次から次への脳みそに飛び込んでくる感じ。それと、普段は、展示スペースとしては使用しない1階部分にも展示されているため、外光が差し込み開放的な雰囲気が味わえる。美術の裾野を広げる良い試みだ。
横濱商館から徒歩10分の立地であり気軽に足を運べる。
|